ニュースリリース

【雑誌掲載】月刊イスラム市場11月号(「月刊イスラム市場」より転載許可済)

2013年11月25 ニュースリリース

INOA商事株式会社 ハディアント・ソエタントが語る⑧インドネシアビジネス・日本ビジネス

インドネシアで発生するトラブル『金銭等の請求・受け取り』

 前回は交通機関を利用する際の注意事項について、お話を伺いました。日本にはないバジャイとベチャックには興味をそそられますが、ビジネスに利用するには特定会社のタクシーがお勧め、という現地情報は参考になりました。今回は、金銭等の請求と受け取り、に関するトラブルをお聞かせください。
 

インドネシアの不動産取引は一括前払い

―金銭等の請求・受け取りで、注意が必要なところがありますか

 オフィスやアパートを借りる際は要注意です。それはインドネシアの不動産取引は一括前払いが原則となっているためです。契約期間は1年や2年と短いのですが、借りる時には全額払わなくてはなりません。途中で解約する際も、返金がない場合が多く見られます。
 

前払いのリスクを避ける方法

―ビジネスの場合はどうですか?

 日本のように月末払いとか、納品30日後と言うような、一般的な取り決めはありません。支払い期日や支払方法については、会社同士が相談して取り決めます。また、支払い方法は銀行振込が主流です。請求書と領収書を同時に送ってくる企業もあり、細かなことは気にしません。
 ただし業界によっては、支払システムが異なります。私が携わっている石油業界ではほとんどの場合が先払いです。
 なお、全額前払いする場合、後で商品が届かない等のトラブルになる可能性もあります。こうしたトラブルを避けるために支払金額の半分を先払いし、製品到着後、残りの半分を支払うようにすると良いでしょう。金銭の受取はビジネスにおいて非常に重要な部分ですから、まずは相手のことをよく調べてから、取引を行ったほうが良いでしょう。
 

トラブル発生時は法環境の違いを意識して対応を

― トラブルが起きた場合にはどうしますか?
 
 支払不履行の場合は、日本と同じです。何度も責任者や代表者に連絡して支払いを請求します。日本とインドネシアでは法環境も全く異なりますので、十分にお気をつけ下さい。
 

 ―ありがとうございます。次回もインドネシアで発生するトラブルについて、ご教授をお願いします。

 

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